ニンテンドースイッチのロンチにあわせて、既にPS4で

発売していたものに、追加DLCなどを予めすべて収録した

完全版とも言えるマルチ版の魔界戦記ディスガイア5

発売した日本一ソフトウェア



かなり遅い後発マルチとはいえ、やりこみ系SLGとどこでも気軽に携帯機のように

プレイできるスイッチと相性が良かったのか、完全版という名目とは言え

特に海外では、PS4版と遜色ない好調な予約を取るに至り、実際に売上も好調のようだ。


【ソフトが売れるスイッチ】ディスガイア5の欧米での予約数が11万を超えていたことが判明!


このディスガイア5の好調な売れ行きにより、日本一ソフトウェアとしても

利益が大きく出たようで、2017年度の第一四半期は最終的に黒字化することになった。


【大勝利】日本一ソフトウェアの決算、ニンテンドースイッチ版ディスガイア5が10万本突破で2億400万の黒字に!


今まで積極的に、PSにソフトを出してきて、任天堂関連ではあまり

やる気が見られなかった日本一ソフトウェアであったが、どうやら今回の結果を受けて

今後は、PS4とスイッチのマルチでゲームを展開していくことを決めたようである。


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CEDECの場で、日本一ソフトウェアにエース安田氏が聞いた結果…

というわけで、前四半期は少なくとも、スイッチ版ディスガイアが思いの外好調で

業績も良い結果が出るに至った日本一ソフトウェア。

今回の成功を受けて、今後はスイッチとPS4でのマルチ展開を強化していくことが

会社の方針として決まったようだ。



前の記事でも参照した記事の最後にも、同様の記述がある。

 サードパーティだけでなく,アナリストやマスメディアの多くも,「Nintendo Switch」がこのような大ヒットになるとはまったく考えていなかった。このため,国内外の大半のサードパーティは出遅れてしまった。現状,国内では「Nintendo Switch」ソフトの販売の大半が任天堂製になっていると認識しているが,そもそも売れると思われていなかったので仕方ないだろう。
 しかし,サードパーティも対応を進めている。開発スピードが速いコーエーテクモはすでに多数のタイトルの「Nintendo Switch」対応を進めているほか,いち早く主力タイトル「ディスガイア5」を移植し,PS4版を超える出荷が視野に入った日本一ソフトウェアも今後は,PS4との同発で主力タイトルを出す方針である。
 「形仮説」から見ても,「Nintendo Switch」はゲームマニアに毛嫌いされているとは思えない,来年には,任天堂タイトルしか売れないというイメージが一気に払拭されているだろう。

ゲームを開発するメーカーも、当然商売なのだから、この判断は全くもって正しい。

売れる市場にゲームを出せば、買ってくれる人がより多く居るわけで

任天堂ハード市場は、ゲームを買ってくれるユーザーが多く居る。

今までのPSのみでの展開ではいずれ先細っていくということを

ずっと、PSに注力してゲームを出し続けてきた日本一ソフトウェアの経営者は

身をもって知ったということになるのだろう。


ただ、現在の日本一ソフトウェアは、任天堂ハードにおいては

ユーザーから信頼を獲得するにはまだ至っていないという状況でもある。

今後、ニンテンドースイッチに定期的に作り込んだ作品をリリースしていけば

任天堂ハードでもゲームが売れるメーカーになる可能性はまだあるとは言える。

個人的にはそこまでいい印象は持っていないが、スイッチにもゲームを出していくと

方針を固めた以上、力の入ったゲームをリリースして欲しいと願いたいものだ。


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