任天堂の現在の主力携帯機として、スイッチと同時並行で

販売を行っているニンテンドー3DS



爆発的ヒットを飛ばした、ニンテンドーDSの後継機として

2011年の2月に発売された本機は、裸眼立体視という、今までにない

新たな表現を引っさげ、DSの後を受け継いだ。


最初は、定価25000円という強気な販売価格にもかかわらず

そこそこの売り上げを出したものの、前世代のニンテンドーDSに比べると

勢いは弱かった。発売2週間後の2011年3月11日に東日本大震災という

未曾有の大災害が起こったこともあって、ニンテンドー3DSは出鼻をくじかれる形となり

発売後、半年ほどで1万円の本体値下げを行うという英断を下した。


最初の価格で買った人には、もちろん不満も出たが、アンバサダーソフトの配信などを行い

初期に購入したユーザーに補填を行う、異例の対応を行った。

その時に配信された、GBAのソフトは今でも公式の配信はない。

なお、管理人は発売日に買ったアンバサダーだったので、このアンバサダー・プログラムのソフトをもらっている。


ニンテンドー3DSは、ノーマルタイプが発売され、発売後1年半ほどで

ニンテンドーDSの時と同じように、ニンテンドー3DSLLが発売された。

この2機種の発売で、いよいよ勢いに火が付き、現在はニンテンドー3DSは

国内で2200万台以上の売り上げを挙げている状況である。


現在発売されているのは、ニンテンドー3DSの挙動や性能をアップさせて

お値段は据置となっていた、Newニンテンドー3DSNewニンテンドー3DSLLである。



それぞれのサイズはそのままで、ボタンの追加やソフトの差込口の位置変更。

通信速度の向上などが図られているが、現在この2機種の中では

売り上げの大半は、画面が大きいLLのほうである。

週販で見てもわかるが、通常のNewニンテンドー3DSはLLの6分の1程度の

売り上げにとどまっていた。市場はやはり、画面の大きさを求めるということなのだろうか。

LLに比べると、販売台数は控えめだったNewニンテンドー3DSが生産終了になることが報道されている!


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ニンテンドー2DSLLの発売日に生産終了が発表に。今後はLLのみの販売注力か。

昨日は、このブログでも何度か話題にしていたが、ニンテンドー3DSの

廉価版である、ニンテンドー2DSのLLバージョンが発売された。



3DSシリーズのトリと思われる、ニンテンドー2DSLLの発売を待っていたかのような

今回の生産終了の発表は、恐らく以前から決まっていたことなのだろう。

任天堂は公式サイトにてNewニンテンドー3DSの生産を終了したことを告知している。Newニンテンドー3DSは国内では2014年10月11日に発売されており、2年9か月を持ってその歴史に幕が降ろされることになる。

Newニンテンドー3DSは、ニンテンドー3DSの実質的な上位互換機となっており、CPU性能が向上し特定のタイトルのパフォーマンスが向上するほか、専用タイトル『ゼノブレイド』がリリースされていた。デバイスの視点でいえば、右スティックに近い役割を担う指圧検知の「Cスティック」、第二のLRボタンである「ZLボタン」「ZRボタン」などが搭載されていた。どの機能もニンテンドー3DSの体験を向上させるうえで歓迎されていたが、Newニンテンドー3DSには兄弟機ともいえるNewニンテンドー3DS LLが同時発売されたことが大きかっただろう。

今回はいつもの飛ばしではなく、任天堂が公式サイトで生産終了としていることから

確実な一次ソースということで、今後は任天堂はNewニンテンドー3DSLLとニンテンドー2DSLLの

販売に絞っていくということだろう。Newニンテンドー3DSには、きせかえプレートという

折りたたんだ状態の、外側をカスタマイズ出来るパーツが任天堂公式でかなりの数販売されていた。



ただ、このきせかえプレートは、基本的には任天堂からのみ販売されていたもので

他のメーカーなどがきせかえプレートを販売することが無かった。

任天堂も、発売後一年ほどはきせかえプレートのバリエーションを増やしていたが

いつの間にやら、プレートの種類がでなくなり、このプレート自体が

殆ど注目されなくなってしまった。きせかえプレートはLLと通常を差別化する

一つの発想だったろうが、ここは任天堂が需要を読み間違えたということはあるだろう。

個人的には、しずえさんのきせかえプレートをつけて、ボタンもSFCカラーに

彩色されている、このコンパクトな機種は、おもちゃ感があって好きだったが

ゲームをやるのであれば、やはり画面が大きい方が良いというのは、理解も出来る話である。

(余談ではあるが、任天堂の公式で限定生産のSFCデザインのLLを管理人は買ったので、ボタンの優位性がないw)

任天堂としては、それぞれの差別化で売りたかった本体も、画面の大きさというシンプルな理由で

消費者は商品を選んだということになるのだろう。任天堂の経営判断とは言え

慣れ親しんだ大きさのものが、生産終了になるのは一抹の寂しさを覚えるが

今後は、LLタイプ二種で、まだまだユーザーを楽しませてほしいところだ。


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