【勇気ある告発】ノーティドッグの元社員、セクハラ被害を訴え即解雇。お金でもみ消しを図られた事を告発！

海外のディベロッパーで、今まで開発してきた作品にクラッシュ・バンディクーや

アンチャーテッドやラスト・オブ・アスなどの作品がある

アクション開発に定評があるノーティードッグ。

制作されたゲームのクオリティは高く、ラスト・オブ・アスは

あのEDGE誌のレビューで数少ない満点を取っているタイトルでもある。

1985年に設立され、歴史のある開発会社だったが、2001年に当時のSCEに

買収され、現在はSIEのセカンドと言った立ち位置である。

今まで、評価の高いソフトを開発してきた実績があるが

その実、会社としては日本基準で見てもいわゆるブラック企業と

言われるような、かなり過密な開発スケジュールをスタッフに強いていることでも一部で有名である。

ゲーム開発が終盤にさしかかると、プロジェクトチームは締め切りに追われ、徹夜をふくむ長時間労働を連日くりかえす期間が訪れる。海外ではこれを“Crunch”と呼んでおり、その過酷な労働実態は長く問題視されてきたが、いまでもゲームに限らず広くソフトウェア開発にはつきものとされている。『Uncharted』シリーズにいたっては、約2年おきに新作をリリースするという窮屈なスケジュールが影響し、常時“Crunch”状態であったという。「Naughty Dogs時代に勤務時間が週80時間を切ることはなかった。週7日、最低でも1日12時間働き続ける日々が10年間続いたわ。稀に1日2日休みを入れることはあったけどね」。もちろん、Hennig氏はプロジェクトリーダーであったため他のメンバーよりも業務量は多かったと思われるが、他のメンバーも健康を悪化させ、私生活でも離婚を経験するなど、長時間労働により何かしらを犠牲にするケースは多かったという。

引用元: AAAタイトルは開発者を破壊する。『Uncharted』シリーズの Amy Hennig氏が語る過酷な労働環境

日本の労働者でも、ブラック企業だと感じる体制は、確実にスタッフを蝕み

ノーティドッグの近年の開発チームはズタボロになっているともささやかれている。

数々のよろしくない噂が出ている開発スタジオだが、ここに来てまた

元従業員より衝撃の告発が行われていて、海外で大きく話題になっているようだ。

セクハラ被害を訴えた社員を即解雇。口止め料に2万ドルを渡されるという隠蔽工作が？

今回、元職場に対して勇気ある告発を行ったのは、ノーティドッグの元開発者であった

Former Naughty Dog Employee Comes Forward About Sexual Abuse Cover-up

記事が長いので要約すると、ノーティドッグの主力タイトルの開発にも関わっていた

デビッド・バラード氏が、最近海外でのハリウッドスター達が、ハーヴェイ・ワインスタインの

セクハラ被害を訴えたことに触発されるような形で、今回の告発を行ったとのこと。

上記記事の5ちゃんねるの有志による、日本語訳は↓のページに記述がある。

ソニーが「ノーティドッグ」で起きたセクハラを隠蔽か？

最終的に、セクハラ被害を訴えたバラード氏は、その翌日に即解雇され

口止め料として、2万ドルの示談金を提示されたという話が出ている。

このことが発端となって、バラード氏は今も仕事に復帰できないという

重大な後遺症を負う結果にもなってしまった。（考えたくないがソニーからの妨害が入っている可能性も？）

事実は現時点ではわからないが、本当であればとんでもない話である。

海外は特に、セクハラに関しての関心や意識が高いので、何かしらの影響があるのは避けられないだろう。

今回の件について、当たり前だがノーティドッグとソニーはその告発の内容を否定している。

An important statement from Naughty Dog

しかし、ノーティドッグのブラックぶりは先に引用したとおりだし、また告発者も

実名で大きく告発していることから、事実ではないかと個人的には考えている。

ノーティドッグは、ソニーに買収されている実質子会社的存在であることからも

ソニーがお金を握らせて誰かをかばおうとしたという、嫌な考え方も出来なくはない。

ソニーのコンプライアンスに関しての意識の低さは、今までのやらかし（例えば1億近くのPSNアカウントの情報漏えいや

数々のステマの証拠、ソニピク100TBのデータ漏洩、日本では最近ソニー生命保険の社員による詐欺事件が幾つか報告された）から

みれば明らかになるので、今回の件もどうしても疑いの目で見ざるを得ないのだ。

ただ、今回の件ではやらかしのもみ消しも得意なソニーにとっては別に大したことでもないかもしれない。

どうせ、バラード氏がノーティドッグなりソニーを訴えたとしても、余程世論を味方にでも付けない限り勝ち目は無いだろう。

今までもそうだったように、今回の件も有耶無耶にされて終わる可能性が高いと予想するが

それにしても、ソニー関係の会社は不祥事には事欠かない。あまりにも闇が深すぎる。

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