当ブログでも、週販の記事でお世話になる

国内ゲームの売り上げ集計機関の一つであるメディアクリエイト


このブログが記事を更新する水曜日は、メディアクリエイトが集計したランキングを

ゲームニュースサイトである4gamerが記事を更新するという形で公表されており

メディアクリエイトはメディアクリエイトで、毎週金曜日に自サイトで

4gamerでは載せない21~50位までのランキングを載せていることを、以前

更新した記事で、紹介させていただいた。


【意味あるのか?】メディアクリエイト「PS4とSWITCHが100万台到達した週までのソフトの累計売り上げはPS4が多い」


上記の記事は、メディアクリエイトというサイトの紹介とともに

ニンテンドースイッチとPS4の100万台売れた週の、ソフトの売り上げを比較して

PS4の方が売れていたという誰かから指示されたのか

思うほどのアクロバティックな擁護を行っていることを

からかい半分、呆れ半分で記事にしたのだが、またしても今週のメディアクリエイトで

売り上げ分析に、迷分析が飛び出してしまっているようだ。


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12万本の売り上げで堅調…。色々とおかしい分析。

以前の記事でも触れたが、どうにもメディアクリエイトは

素人が分析しているのか?とでも思うような、謎な分析を行うことがある。

その一例は、↑にリンクを貼った過去記事でも一部紹介している。


いや。素人の分析というよりは、どこかから悪いことは書くな!という

圧力でもかかっているのか?と思うような、不可思議な分析がされることがあるのだ。

先の金曜日に更新された、メディアクリエイトの週販分析が荒ぶっている。

ガンダムバーサスの売り上げに関しての分析である。

『ガンダムバーサス』は12.1万本を販売し手堅い初動

 ソフトの総販売本数は33.6万本と、新作の牽引により前週から5.8万本増加。前週比は120.77%となった。ハードの総販売台数は7.6万台。こちらは前週比100.23%と前週並みにとどまっている。
 新作『ガンダムバーサス』は12.1万本を販売。2015年11月にVitaで発売されたシリーズ前作『機動戦士ガンダム EXTREME VS-FORCE』(初週販売本数8.7万本)を大幅に上回った。
 ただし、これは2014年1月に発売されたPS3タイトル『~ EXTREME VS. FULLBOOST』(同27.0万本)の半分以下の規模にとどまっている。要因としては、『~ EXTREME VS. FULL BOOST』から参戦作品数が減少(27作品→17作品、DLCは除く)したことや、アニメ最新作『~ 鉄血のオルフェンズ』の放映期間(2016年10月2日~2017年4月2日)内に発売できなかったことなどが挙げられる。しかし、『~ EXTREME VS. FULL BOOST』が既に多くのファンを擁していたアーケード版の移植作であるのに対して、家庭用のオリジナル作品である今作が初週販売本数10万本を上回ったことは、まずは堅調な初動であると言える。

※管理人注 メディアクリエイトは同じアドレスで記事を更新するので、来週以降は見れない。

ガンダム好きのオタクのことを、ガノタなどというが、基本的にガンダム系は

固定ファンに支えられたシリーズ物であり、ある一定の売り上げが期待できるIPであるのは間違いない。


ただ、逆を言うと売り上げが伸び悩むコンテンツともいえ

一定の数を売った後は、大体それ以上数字が伸びないことのほうが殆どである。

メディアクリエイトの分析は色々とすごいと思うが、アニメが放映していようが

していまいが、ガンダムゲーの需要は大体決まっているということである。

アニメがやっていたとして、この数字が大きく変わったとはとても思えない。


家庭用完全新作の12万本の売り上げを堅調というのも疑問が残る。

前作のVitaのものは、非常に評判が悪く、発売するや否やワゴンセールに打ち込まれたほどの

低評価ゲームであった。アマゾンレビューも1100件を超えるレビューの平均は2点台であった。



酷評されたVitaの前作と比較して(今作も評価は低い)、12万で堅調というのはなんというか無理があるというか

自分に言い聞かせているかのようにも見える。いずれにせよ、国内で500万台近くは売っているとされる

PS4に於いて、この売上は正直寂しすぎる。据置の前作になるPS3のものから比べると

半減しているという結果も出ているだけに、冷静に見れば、ガンダムに魅力を感じなくなった

層が増えたという考え方も出来る。結局、シリーズが先細りしているということなのだろう。

この点は事実としてきちんと捉えないと、次回作があったとして、更に悲惨な売り上げを記録する可能性も十二分にある。

メディアクリエイトのアクロバティックな分析は一体誰のためにあるのだろうか。


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