海外大手ディベロッパーであるTake-Two



いわゆる、AAAタイトルと言われるような大作ゲームを幾つも抱え

国内外のサードでは、最大手と言って良い会社である。


AAAタイトルの名が示すように、ゲーム機の性能をかなり使うような

タイトルを多く開発しており、必然的に発売するプラットフォームは

PS・Xboxが多い。任天堂機にも、最近のスイッチの台頭で

昨年にはL.A.ノワールと言ったタイトルも発売している。



このTake-Twoの子会社の一つであるゲーム開発会社に

Rockstar Gamesがある。


そのRockstar Gamesが開発して、爆発的な人気を誇っているタイトルが

GTA…すなわちグランド・セフト・オートシリーズである。



日本でも有名なシリーズで、CSでの最新作Vは最初の発売は

2013年と既に、5年も前のゲームだが、任天堂ハード以外での複数マルチで

展開しているのと、好評なこともあってアプデが継続的に行われているために

驚異のロングランとなっている。日本でも、週販ランキングが少し落ち着いた時に

たまにランクインすることがあるほどのソフトである。


このGTA Vは前回の四半期で全世界8500万本出荷を突破したことが

公表されていたが、まだまだ好調は維持されているようで

更に500万本出荷となる、9000万本出荷を3Qで達成したとのこと!


Sponsored Link

驚異のロングランで更に500万本を上乗せ。まだまだ勢いは止まらない!

GTA Vは2013年9月にPS3とXbox360でマルチで発売。

その後、2014年にPS4・Xbox one、そして2015年にWindows版が発売されている。

現在5機種でのマルチとなるが、発売時から非常に好調なセールスを維持しており

特に、海外では圧倒的な人気を誇る。売れ続けていることから

Rockstar Gamesでも無料のアップデートが定期的に行われており

非常に息の長いコンテンツになっている。昨年の2Qまでで

8500万本以上を全世界で出荷しており、あのWii Sportsの売上すら超えている。

そのGTA Vが昨年の3Qをもって、遂に出荷数が9000万本に全世界で到達したとのこと!

[

During Take-Two’s investor conference call, Chief Executive Officer Strauss Zelnick talked more about the performance of Grand Theft Auto V and Grand Theft Auto Online.

We heard that the game has passed 90 million units shipped, also thanks to the continued expansion of current generation consoles.

We also get the mention that 2017 was the best year yet for Grand Theft Auto Online, with an “epic December” in which the game had more active players than ever before. The game exceeded the publisher’s expectations during the past fiscal quarter and remains its biggest contributor for recurring consumer spending (IE: microtransactions).

The previous shipment milestone, at over 85 million units, was announced only in November, mentioning that the game shipped roughly five million units during the holidays.

Zelnick also announced that (unsurprisingly) Rockstar Games will continue to support Grand Theft Auto Online with more new content going forward.

オンライン対応のソフトで、好評であるからこそアップデートが定期的に行われ

売れる→アップデート→更に売れるという循環が築かれているのだろう。

まさに驚異的なロングランである。ゲームの作り込みも当然伴っていなければ

これだけの売上を記録するのは不可能であると言える。

いまや、新規のAAAタイトルを作るとなると巨額の制作費がかかるのは当たり前の時代。

こういった一つのソフトを、定期的なアップデートで長く売っていくというのは

会社の経営という意味でも、理に適っている売り方と言える。日本で言えば

ちょうどスプラトゥーン2のような売り方ということ。

こういったタイトルが増えれば、ユーザーとしても開発側としてもWIN-WINの関係になれる。

GTA Vのようなソフトを狙って作るのは難しいことだと思うが、この成功を横目に

色々とチャレンジしてくれる会社が増えればありがたいことである。


にほんブログ村 ゲームブログへ
にほんブログ村