昨日、第二四半期の決算を発表し、大幅な黒字と今後の販売増が見込めることから

大幅に当初予想よりも上方修正が行われたニンテンドースイッチ



任天堂の予想すら超える、売れ方を世界各国で記録しており

2017年度の売り上げは、1000万台から1400万台見込みと上方修正されている。

それでも、個人的な予想としては少ないのではないかと感じているが。


【バカ売れ】任天堂が2Qの決算を公表!スイッチは累計763万台を販売し各種予想数字も大幅上方修正へ!


任天堂のゲーム機が売れると、喜ぶのは任天堂だけではない。

任天堂はファブレス企業…すなわち自社工場を持たない会社なので

ニンテンドースイッチの好調は、部品などを作る工場などにもその影響は波及する。

これは、増産がすぐに対応できないなどのデメリットもあることにはなるが

部品を提供している会社としては、いずれにせよ有り難い話である。


そして、製造業だけではなく、そのゲームを販売する小売業もまた

その恩恵に預かれるのは当たり前の話である。今回は、全国でレンタル業なども行いつつ

ゲームの販売にも力を入れているGEOがスイッチの好調で

その恩恵を大きく受けたことが明らかになっている。


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0.4%の当初減益予想が、スイッチの躍進で49.3%の増益予想に大幅上方修正が行われる!

今の時期、各企業の決算報告が続々と行われているが、GEOの決算報告については

株主も嬉しい報告が行われているようである。

 27日、ゲオホールディングス <2681> が18年3月期の連結経常利益を従来予想の90億円→135億円に50.0%上方修正。従来の0.4%減益予想から一転して49.3%増益見通しとなったことが買い材料視された。

 「ニンテンドースイッチ」本体やソフトなどの販売が想定以上に伸びることが寄与。リユース系店舗が堅調に推移していることも収益を押し上げる。さらに、備品消耗品費や販売促進費の削減による採算改善も上振れに貢献する。

現在GEOは総合リサイクルショップのセカンドストリートも運営しているが

リユース系店舗の堅調とともに、はっきりとニンテンドースイッチの好調が寄与していると書かれているのは興味深い。

第一四半期では日本一やカプコン、第二四半期ではコエテクなどがスイッチは業績上昇に貢献するほどの

売り上げを出していることを、既に公に明らかにしている状況である。

小売としても、スイッチの人気は非常に喜ばしい現象というのは間違いない。

それにしても、経常利益を1.5倍に上方修正させるほどというは凄まじい効果と言える。


特にスイッチは本体もそうだが、それにともなってソフトも売れているし

何より、周辺機器が売れるのが小売にとっても大きいと言えるのではないだろうか。

スイッチを買うと、より快適にゲーム環境を整えたくなるのは個人的にも感じていて

例えば、携帯・テーブルモードで画面となる部分に使う画面保護シートだったり

おすそ分けプレイをより楽しむべく、ジョイコンの買い足しや、プロコンの追加など

非常にゲーム本体以外で買う部分の金額が大きいのではないかと予想する。

本体の売れ行きとの相乗効果が凄まじく、まさにスイッチが売れれば売れるほど小売も喜ぶというのは

GEOにかぎらず、他の小売でも起きている現象だと推測する。


しかも、現状生産がまったく需要に追いついていない状況でのこの結果であり

今後、スイッチが小売にもたらす恩恵は、小売すらも想像し得ないほどの

巨大なものになっていく可能性が十二分にある。まさに現在進行形で嬉しい悲鳴をあげているのだろう。


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