昨年の3月3日に、発売されたニンテンドースイッチ。

そのロンチタイトル…すなわち、本体と同時に発売したタイトルは

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをはじめ、パッケージソフト・DLソフトで

そこそこの数が本体発売と同時にリリースされた。


ブレスオブザワイルドが突出した出来を誇ったため、やや影に隠れた他のロンチタイトルであったが

DL専用ソフトとして大きな成功を納めたスニッパーズやリメイクながらも、HD振動を

上手く使ったブラスターマスターゼロ、久々のシリーズ完全新作スーパーボンバーマンRなどがリリースされた。


それと同時に、他のハードに出ていたタイトルの後発マルチタイトルが幾つか出ている。

スクエニのドラゴンクエストヒーローズの1・2や、いけにえと雪のセツナなどが該当タイトルである。

そして、もう一つそういったタイトルにあったのが日本一ソフトウェア

PS4では2015年の3月…ほぼ2年前にリリースしていたタイトルの魔界戦記ディスガイア5があった。


出典:http://disgaea.jp/5/switch/sp/


さすがにPS4版の2年ほど後発ということもあって、DLCなどが予め全て収録された

いわゆる、完全版的な扱いになっているタイトルであるが、スイッチで出したこのディスガイアが

元々やり込みを売りにしている作品であることと、スイッチの携帯できる利便性が上手くマッチして

購入してプレイしたユーザーからの評価は、かなり高いものとなっている。


そして、当ブログでは何回か記事にしたが、主に海外でかなりの売れ行きを見せているようで

予約だけでPS4版の海外累計販売数に迫ったり、後発マルチで開発費はあまりかかっていないと

思われるにも関わらず、売上が好調で業績アップに貢献したなどの良い話題が出たタイトルである。


【ソフトが売れるスイッチ】ディスガイア5の欧米での予約数が11万を超えていたことが判明!

【大勝利】日本一ソフトウェアの決算、ニンテンドースイッチ版ディスガイア5が10万本突破で2億400万の黒字に!


今までロクに、任天堂ハードにソフトをリリースしてこなかった日本一ソフトウェアが

この好調を受けて、今後はPS4とスイッチのマルチ路線でやっていく旨を公言していたが

更に、その体制を固めるような朗報がディスガイア5に再度もたらされている。


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ゲームメディアINSIDEの新年挨拶の記事にて、スイッチ版ディスガイア5が20万本の売上に届きそうなことを報告する。

ディスガイア5はPS4版でも、そこまで大きく売れたわけではなく

後に廉価版も出ているが、売上的には過去のシリーズからみると大きくその数字を落としていた。

それが、後発マルチのスイッチ版でいよいよ20万本という数字に全世界で到達しそうであることを

日本一ソフトウェアの新川社長が報告している。

代表取締役社長 新川 宗平氏

2018年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年の日本一ソフトウェアは、3月にニンテンドースイッチの発売と同日に『魔界戦記ディスガイア5』を発売いたしました。
その後も北米・欧州、そして年末にはアジア圏へと拡販した結果、皆様のご支援のおかげでニンテンドースイッチ版のみで累計20万本が見えてまいり、期待の新ハードに対して幸先の良いスタートを切ることができました。
本年はPS4とNintendo Switchを主軸として新規IPおよび続編タイトルを積極的にコンシューマー市場にて展開してまいります。
発表済みのアプリゲームもお待たせしておりますが、鋭意開発中です。
順次、新情報の発表・配信をおこなってまいりますので、楽しみにお待ちください。
また、2018年7月12日をもって日本一ソフトウェアは設立25周年を迎えます。
新作ゲームはもちろんのこと、イベントやグッズなど様々な形でファンの皆様への感謝の気持ちを表したいと考えており、準備を進めております。
今年で25歳になる日本一ソフトウェアに是非ともご期待ください!

発売からまだ一年が経っていないが、全世界で20万本が見えてきたとのこと。

ちなみにPS4版は、Wikiによれば、数字を追える範囲内では全世界でおよそ17万本の売上になる(ただし出荷数なので実売はもっと低い可能性もある)


それから考えれば、いくら完全版とは言えスイッチ版はPS4版より売れたということにもなり

これは日本一ソフトウェアからすれば、嬉しい誤算といったところではないだろうか。

2年ほど前に出したゲームの後発マルチがこれだけ売れること自体が、大きな利益を

日本一ソフトウェアにもたらしたことは間違いないだろう。


今回のディスガイア5が売れたことにより、更に今年はPS4とスイッチに力を入れていくことが

改めて強調された。日本一ソフトウェアとしても、スイッチはソフトを展開すべき市場であると

改めてディスガイア5の成功で認識したということだろう。ただ、現時点では日本一ソフトウェアは

任天堂ハードでの知名度は低い。今後、日本一ソフトウェアがスイッチに向けてどれだけ

本気でゲームを作っていくのか、今後の動きを注視したいと思う。


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